こっちが大通りかな? そう思って歩いて行った。 こんなに自分の運は悪いとは思っていなかった。 着いたのは、裏通りだった。 しかも太陽が当たらないせいか、夜のようだ。 酔っ払っているおじさん達がフラフラになりながら歩いている。 早くこんな所から抜け出そう。 逆方向に歩きだした。