昨日はいっぱい泣いた。 泣いて、泣いて、泣いた。 なんでこんなに悲しいんだろう…。 明裕と関わらないって決めただけなのに。 たかが明裕だよ…? そんな事を考えていると、気付けば朝になっていた。 真っ赤に腫れた目と頬を冷やしながら、電車に乗った。 電車を降り、改札口を通った。