プリンスの素顔


もう一度明裕を見たが、気まずそうに目をそらしたままだった。




『明裕…?』




「だから、保育士だろうが関係ないの。

あなたには明裕のお嫁さんは無理よ。」




そんな…。


って、なんで傷ついてんのよ、私。





まるで恋してるみたい。