「それよりさ、これから授業あるんだろ?」 え、授業? 時計を見ると1時45分。 『えぇぇぇ?!?! 嘘でしょ!後15分しかないじゃないの。 私、行くね。』 「大学の校門で待ってる。」 『わかった。じゃあまた後で。』 買ったドレスと靴は明裕に渡し、鞄だけ持ってデパートを出た。