『明裕って良いとこの坊ちゃんなの?』




「親がフーガットの社長なんだ。」




『社長?!

凄いじゃん!!


私なんか平々凡々の家だよ。』




「そっちの方がいいじゃん。」




明裕は少しさみしそうな顔をした。