「もしかして、その友達って…学食で一緒にいた男の人?」 それって孔明のことを言ってるのかな? 『うん。そうだよ。 それがどうかした?』 「別に。なんでもない。」 なんでふてくされてんの? 「まぁいいや。 明日は財布と定期券忘れるんじゃないよ。」 『うん。』 私と明裕はそこで別れた。