親父はさらにトーンを落とすと付け加えた。 「あと、峰岸会社も契約をやめるって。」 「嘘だろ? いつも仲良くしていた峰岸さんが?!」 峰岸さんだけは大丈夫だと思っていた。 「うちの会社と契約したら峰岸の会社の信頼が危うくなるんだよ。」 「でもっ、峰岸さんと親父は親友なんだろ? だったら…「いい加減にしなさい!」 警察もがビックリするくらい大声を出した。