『勝手に落書きしないでよぉ』 手で擦ってみるが、消えない。 どうしよう。このままじゃ、学校の笑い者になっちゃう。 …あれ? もしかして、さっきみんなが私を見てたのって…この落書きのせい?! もう笑い者になってんじゃん。 『どうして教えてくれなかったのよ、綾佳。』 「細かいことは気にしない、気にしない。」 綾佳は軽く言った。 めっちゃ気にするんですけど!!