『それに第一、遊園地なんだから。』 「でも結局は、雰囲気しだいじゃな~い?」 うっ…。 確かに…。 「初デート楽しんできなよ。」 『うん。』 こんなにも楽しみにしていたデートがあんな形で終わるなんて、私はまだ想像もしていなかった。