プリンスの素顔


私の隣には孔明。

目の前には綾佳。

そして綾佳の隣には大地という風に座った。




「あ、マッキーのハンバーグも美味しそう!

一口ちょうだい。」


大地はキラキラした目で聞いてきた。




『はい。』


ハンバーグの少しを大地のお皿に乗せた。




「ありがとう。」

そう言って、一口。




「ん~、美味しい!!

やっぱりハンバーグっていいよね。

もう一切れちょうだい。」




『別にいいけど…。』


大地のお腹は昔から無限大だ。