最初は不安定だった3つの力が安定してきた時、それらに朱雀石が反応し徐徐に結晶化し始めた。
‘炎’は朱色に、‘風’は白色に、‘治癒’は淡いオレンジへと変化した。
それと共に、3つの結晶は朱雀石と同じ様に首飾りへと吸い込まれる。
朱色の結晶は右へ、白い結晶は左へ、淡いオレンジの結晶は下の四角い枠に納まっていく。
そして反応がおわると光は消え、首飾りは來奈の掌に落ちた。
「…何だったんだ…?…今の……」
「それぞれの力を結晶化して首飾りに納めただけだよ。
コレをしておくと力のコントロールしやすくなるし、いろいろと便利なんだ。」
閉めていたカーテンを開き、元いた部屋に戻りながら來奈の驚いた様子にクスリと笑い護は椅子に座る。
「…へぇ……」
來奈は首飾りを眺めてみる。
そこにあるのは自分の力の結晶だという実感はなく、そう思うと何だか変な感じがする。
‘炎’は朱色に、‘風’は白色に、‘治癒’は淡いオレンジへと変化した。
それと共に、3つの結晶は朱雀石と同じ様に首飾りへと吸い込まれる。
朱色の結晶は右へ、白い結晶は左へ、淡いオレンジの結晶は下の四角い枠に納まっていく。
そして反応がおわると光は消え、首飾りは來奈の掌に落ちた。
「…何だったんだ…?…今の……」
「それぞれの力を結晶化して首飾りに納めただけだよ。
コレをしておくと力のコントロールしやすくなるし、いろいろと便利なんだ。」
閉めていたカーテンを開き、元いた部屋に戻りながら來奈の驚いた様子にクスリと笑い護は椅子に座る。
「…へぇ……」
來奈は首飾りを眺めてみる。
そこにあるのは自分の力の結晶だという実感はなく、そう思うと何だか変な感じがする。


