護はコッチへと來奈を部屋の真ん中に立たせる。
「じゃあ、掌に首飾りと朱雀石を乗っけて、僕の言ったことを復唱して。
いくよ!」
分かった、と來奈は護に頷いてみせ、開始の合図をした。
『我が名は朱雀。
我、汝の力を求めん!
我が声に応え、我の力となれ!』
護の後について來奈が唱える。
すると、掌にあった首飾りと石は淡い赤色の光に包まれて浮かび上がり、彼女の足元には術式が浮かび上がった。
「來奈、思いきり大きな炎を出せ。」
護に言われた通りに大きな炎を出す。
その炎の中で、首飾りの中央の正方形に石が溶ける様に形を変化させ吸い込まれていく。
そして、それは四角い枠にピッタリとはまった。
「次は、朱雀の力だ。
出来るだけ同時に3つの力を出して。」
そう言うと、護と氷は朱雀の力が暴走した時に備えて、それぞれの髪を白と蒼に染める。
「はっ!?」
「いいから早く。」
來奈は瞳と髪を紅に染め、朱雀の力‘風’‘炎’‘治癒’を使う。
「じゃあ、掌に首飾りと朱雀石を乗っけて、僕の言ったことを復唱して。
いくよ!」
分かった、と來奈は護に頷いてみせ、開始の合図をした。
『我が名は朱雀。
我、汝の力を求めん!
我が声に応え、我の力となれ!』
護の後について來奈が唱える。
すると、掌にあった首飾りと石は淡い赤色の光に包まれて浮かび上がり、彼女の足元には術式が浮かび上がった。
「來奈、思いきり大きな炎を出せ。」
護に言われた通りに大きな炎を出す。
その炎の中で、首飾りの中央の正方形に石が溶ける様に形を変化させ吸い込まれていく。
そして、それは四角い枠にピッタリとはまった。
「次は、朱雀の力だ。
出来るだけ同時に3つの力を出して。」
そう言うと、護と氷は朱雀の力が暴走した時に備えて、それぞれの髪を白と蒼に染める。
「はっ!?」
「いいから早く。」
來奈は瞳と髪を紅に染め、朱雀の力‘風’‘炎’‘治癒’を使う。


