「はい、コレ。今度使ったら感想教えてくれよ。」
「アリガトウ」
包みを受け取り制服のポケットに入れる。
そして、その手を出した時ポケットに入っていた小さな巾着が滑り落ちた。
「コレは?」
巾着を拾い上げ氷が尋ねる。
「朱雀石らしい。
さっき祐から貰ったんだが、どうすればいいのか分からなくてな。
護に聞こうと思ってたんだ。」
「祐に?」
「あぁ、先帝から預かってたんだと。」
「なるほどな」
氷から巾着を受け取り、中の石を掌に出してコロコロと転がす。
「で、どうすればいい?」
護は少し考えた後、奥の部屋に2人を呼び込んだ。
「來奈、四神の首飾り持ってるよね。」
「持ってるけど…なにするんだ?」
來奈は胸ポケットから首飾りを取り出してみせる。
首飾りは1人1人形は異なる。
護のは、輪が3つ縦に繋がったもの。
氷のは、真ん中の三角形の頂点それぞれに少し大きめの三角形がくっついたもの。
そして來奈のは、真ん中の正方形の頂点それぞれに同じ位の正方形がくっついたものだ。
「この石はこのままでは何の力もない。
四神の首飾りと一体となって初めて力が発揮される。
その作業をこれから始めるよ。」
「アリガトウ」
包みを受け取り制服のポケットに入れる。
そして、その手を出した時ポケットに入っていた小さな巾着が滑り落ちた。
「コレは?」
巾着を拾い上げ氷が尋ねる。
「朱雀石らしい。
さっき祐から貰ったんだが、どうすればいいのか分からなくてな。
護に聞こうと思ってたんだ。」
「祐に?」
「あぁ、先帝から預かってたんだと。」
「なるほどな」
氷から巾着を受け取り、中の石を掌に出してコロコロと転がす。
「で、どうすればいい?」
護は少し考えた後、奥の部屋に2人を呼び込んだ。
「來奈、四神の首飾り持ってるよね。」
「持ってるけど…なにするんだ?」
來奈は胸ポケットから首飾りを取り出してみせる。
首飾りは1人1人形は異なる。
護のは、輪が3つ縦に繋がったもの。
氷のは、真ん中の三角形の頂点それぞれに少し大きめの三角形がくっついたもの。
そして來奈のは、真ん中の正方形の頂点それぞれに同じ位の正方形がくっついたものだ。
「この石はこのままでは何の力もない。
四神の首飾りと一体となって初めて力が発揮される。
その作業をこれから始めるよ。」


