Genius~守り人~


曇り空の下





自分と部下を取り囲む幾人もの人



その手には農具や武器



周囲には殺気が漂っていた




またか…




部下達はそれぞれ身構え周りの出方を探る



自分は構えること無く立っているだけ




『行けー!!』




掛け声と共に走り来る人たち




その場から散っていく部下






『この!!』






私に向けて鍬が振り下ろされる





あぁこのまま…







そこで意識は途切れる