「どうしたの?急に。」
沙柚も來に歩みよる。
「私何か悪いこと言った?」
「……」
「だったらゴメン。謝るから。」
口調もテンションも変わらない沙柚。
「…帰れ…」
「もしかして襲撃の時のこと?別に気にするコトなんて無いじゃん。」
「…出ていけ…」
「えっ?」
「デテイケ!」
沙柚に向けられた刃物のに似た鋭い瞳。
同時に三日月形の風刃が沙柚の頬を掠めていく。
「なっ…」
目を見開き、そのまま後ろに座り込んだ。
來はゆっくりと立ち上がる。
「來、もう止めて上げて。」
草火は來の肩にそっと手を置く。
來は沙柚を見下ろしたまま動かない。
「さぁ、沙柚ちゃん部屋に戻りましょう。
送っていくから。
立てる?」
沙柚の腕を引き立たせると草火はそのまま來の部屋から連れ出した。
沙柚も來に歩みよる。
「私何か悪いこと言った?」
「……」
「だったらゴメン。謝るから。」
口調もテンションも変わらない沙柚。
「…帰れ…」
「もしかして襲撃の時のこと?別に気にするコトなんて無いじゃん。」
「…出ていけ…」
「えっ?」
「デテイケ!」
沙柚に向けられた刃物のに似た鋭い瞳。
同時に三日月形の風刃が沙柚の頬を掠めていく。
「なっ…」
目を見開き、そのまま後ろに座り込んだ。
來はゆっくりと立ち上がる。
「來、もう止めて上げて。」
草火は來の肩にそっと手を置く。
來は沙柚を見下ろしたまま動かない。
「さぁ、沙柚ちゃん部屋に戻りましょう。
送っていくから。
立てる?」
沙柚の腕を引き立たせると草火はそのまま來の部屋から連れ出した。


