そんな静かな中に ガラガラガラッ と、ドアの音が響いた。 彼が入口の方へ目を向けると、 一瞬把握できなかったが、 小さな女の子がいた。 学年ごとに 違う色のスリッパは 彼と同じ色を していたことから 彼女は 彼と同じく3年生だろう。