「はぁ~」 溜息をは4人の歓喜の声でかき消される。 まだ肌寒い春の空気に触れて白くなる溜息。 「あぁ、最悪」 もう最悪が私の中で流行語大賞の候補になりつつある。 「んじゃ、自己紹介しようか?」 と黒髪が二コリ笑う。 さっきクラスでしたばかりの自己紹介。こんな形でもう一度することになるとは。