茶髪頭が私の言葉に固まった後、
「誰がハゲじゃぼけぇえええええええええええええええ」
と私に殴りかかって来た。
それには、周りの仲間も止めようとして茶髪の腕を掴んだが、それはすぐに振り払われた。
私の目の前に拳がせまる。
激突の3秒前。
3…2…!!
拳が振れる寸前でそれを交わす。
「おわっ」
男が勢いのついた拳を交わされて、その当たることのなかった拳の勢いにつられて転びそうになっている。
私はその間抜けな茶髪のケツにまた蹴りを入れる。
「 」
男は何か言っている様だったが、後を向いていたので何を言っているのかは編んだんできなかった。
そして、男は盛大にこける。
私はそれをほのかに笑って、他のサンキスの皆さんを振り返る


