隣を見るともう花火に夢中で



こっちに神経なんていってなくて



俺が見ていることも気づいてなかった





「あれ、大きかったなー」






バーンッ








微笑んでいる横顔が花火の光に照らされて



思っていたよりずっと綺麗で





「やば…ッ」





止められそうにない自分が怖かった