あたしはもう上履きに履き替えたのに 奏は女の子たちに囲まれていてなかなか上履きを履き終わらない 遅い… 「奏ー遅いッ!」 先、行きたいんだけど 「おー、ごめんごめん。今行く…」 奏がそう言って歩き出そうとしたとき 何故か止まった いや、なんで? 奏は自分の腰のあたりを見ていた 「かな…」 しっかりと一人の女の子が奏のカーディガンをつかんでいた