「あ…おきてたの?」 目をこすりながらこっちを見てる 普段もすげー童顔だけど、寝起きは幼稚園児だな 可愛くてしょーがないんだけど 「うん」 「あたし寝ちゃってた、ごめんね?」 「あー、別にいいけど」 ボーッとしながら周りを見渡す 時計はぶっ壊れてるし時間はわかんねーけど 外が暗くなってるのがカーテンの隙間から見えた 「熱は?」 ネクタイを結びながら俺に聞いてきた 「んー、わかんね」 「ちょっとー!」