奏の細くて綺麗な指があたしの耳に触れて 少し驚いた 「奏…?」 けど多分、 次の行動のほうがあたしの度肝を抜いてしまった気がする 「海」 甘いけど強いこの声が大好き 名前を呼ばれるたびにキュンってする 「好きだよ…」