「あの~…」 「何」 最上級に機嫌が悪いんですけど… これも全部あたしのせいだと承知しています 怒る理由はわかりませんが謝罪します 「本当のことをいったほうがよろしいでしょうか…?」 「その前に…」 ちらりと右を見た瞬間 目の前が真っ白になった シトラスの香りがふわりと香って あたしの思考回路を簡単に止めてしまう