そういうと3階までいって あたしの部屋の前まで連れて行ってくれた 「ごめんね?あたし方向音痴で」 坂妻くんに迷惑かけてばっかりだ 「ううん?気にしないで。俺が送りたかったんだから」 「え?」 「じゃあ、夜ね」 そういって少し頬を赤く染め 走って消えてしまった 「海ちゃん遅いですよー」 部屋の中から出てきたのは詠歌だった