その時だった、スケッチブックの表紙が風でめくれ、風にあおられて一枚の紙が宙を舞った。 私と愛は、必死で追いかける。 愛は空中を蹴るようにジャンプした。 フェンスギリギリのところで、愛はキャッチした。 「良かったぁ! 初めてこんなにジャンプした」 息を切らせながら、紙を渡そうとして、驚いた様子だった。