☆オカマに恋した☆






 するとそこには、先輩の姿があった。




「遥の好きなやつって、あいつのことだったのかよ!!」



 先輩は怒りのこもった口調で言った。




「なぁ! あんな奴に負けたのかよ?



このオレが」



 険しい表情で、私の目の前まで先輩はやってきた。




こんな先輩を、見たことがない。





 別れてからずっと、先輩の視線は感じてた。



むしろ、付き合ってた頃よりも…。



廊下でも、話しかけられてたし。



唯も気を使ってくれてはいたけど。





 先輩は私を、突然抱き締めた。




その力が強くて、息が出来ないくらい苦しい。




私は必死に抵抗した!




前までだったら、そんなことは考えられないことだった。




それからさらに、顔を無理やり近づけてキスをしようと迫ってきた…。