☆オカマに恋した☆

「そんな辛いことが、あったなんて…」



 悲しみと憎しみが同時にこみ上げた。




彼女をそんなに苦しませた犯人を、許さない!!



絶対許せない!




「愛はどうして、自分は彼女がそこまで追い詰められてたことに気づけなかったんだろう…




何でオレに言ってくれなかったんだろう…




心から信じてもらえる彼氏に、なれてなかったからじゃないか。



って相当苦しんでた。





それからなの、愛が女になる決心をしたのは。




真奈美を苦しめた、男という性別でいることが許せなかった…




どんどん体は、毎日変化していくし…





真奈美が生きられなかった分は、女装して生きて行きたいって…




真奈美が好きだった洋服のブランドも、化粧品も全部新作がでると買い込んでた…」



 だから愛は、新品の化粧品を手に泣いてたんだ。



涙がどっと溢れ出して、止まらなかった。




胸が詰まって、言葉が出て来なかった。