☆オカマに恋した☆






 どこを探しても、もうこの世には彼女はいない…




何て…何て悲しいんだろう。




連絡が途絶えてしまっても、生きてさえいれば、どこかで偶然再会できたかもしれないのに……




それももう、ないんだ。




 私はあてもなく外へ出て、歩き始めた。




どこにもいなくなってしまった彼女を思い出し、涙が流れ出した。




にじんで光る、この街灯の光の中に溶けてしまいたい…




私にだって、彼女を助けられたのかもしれない。




苦しんでいる彼女に、気づけなかった。




私にだって、責任があるように思えた。




すれ違う人達は、いぶかしむような目で通り過ぎている。