最後にはようやく観念して、白状した。
「遥がこんなに、しつこいとは知らなかった…。
負けたよ!
愛は中学の頃に、同じクラスの真奈美って子と付き合ってたらしいんだ
同じ中学だったらしくて。
その子のこと、メチャクチャ好きだったらしいよ。
そういう話は、聞いたことある。
でもその時、過去形で話してたから、振られたか何かだと思うよ」
「そっか、やっぱりそうだったんだ。
どうしたら、その子を探せるかな?」
愛が寝言でつぶやくほどの人に、会ってみたい。
「はぁ?
何?! 探すの?
そんなことして、ばっかじゃねーの!!
くだらねぇから。
だって過去じゃん。
今は関係ないっしょ
今が一番大事じゃん。
それに、人にはきっと、触れて欲しくないこととかあるじゃん」
カトゥはとことん呆れた、という顔をしてる。



