☆オカマに恋した☆

「ねぇ、無理して、モデルになってくれなくてもいいんだよ」



 私に背を向けて座り、また化粧の続きを始めた愛に言った。




「そんなことないわよぉ〜



遥に良い絵を描いてもらうんだから!!」



 振り返った笑い顔は、本当にいい顔してた。




「準備万端!!



いっそ、脱いでもいいわよ!」



 立ち上がり、真剣な顔をして愛は言った。




「カトゥじゃないんだから。



そんなこと、言わないでよ!」



 私は笑って言った。