戻ってきた愛は、本当に女の子なんじゃないかって心底思った!
ブレザーのリボンも、短めのスカートも、ハイソックスも、似合いすぎるくらい似合ってる…
「本当に愛は、足キレーだよね!!」
思わず口にしてた。
「照れるってば…」
そう言いながら、前髪をいじってた。
「マッサージと、下半身浴してるからかね?
あと、美脚に効果的なウォーキングの仕方習ったからかな」
愛はスカートの裾を気にしながら言った。
やっぱり努力してるんだよね…
美脚といい、髪の毛の艶やかさといい、透き通るような色白な美肌…
どれをとっても、私は愛に負けてる…
もしかしたら、性別を超えるって、相当な努力が必要なのかも。



