☆オカマに恋した☆






 戻ってきた愛は、本当に女の子なんじゃないかって心底思った!




ブレザーのリボンも、短めのスカートも、ハイソックスも、似合いすぎるくらい似合ってる…




「本当に愛は、足キレーだよね!!」



 思わず口にしてた。




「照れるってば…」




 そう言いながら、前髪をいじってた。




「マッサージと、下半身浴してるからかね?



あと、美脚に効果的なウォーキングの仕方習ったからかな」



 愛はスカートの裾を気にしながら言った。




やっぱり努力してるんだよね…




美脚といい、髪の毛の艶やかさといい、透き通るような色白な美肌…




どれをとっても、私は愛に負けてる…





 もしかしたら、性別を超えるって、相当な努力が必要なのかも。