☆オカマに恋した☆






 唯と一緒にいて、廊下で先輩とすれ違う時に、



「先輩、今日の放課後、話があるんで待ってます」



 そう、私が言うと、



「わかった」



 と、先輩は笑っていた。



「後で、私も義理持ってくね」



 そう、唯が元気に言うと、



「別にいいのに!



唯だって、本命くらいいるだろ?



だから、わざわざ毎年くれなくていいし。



もう、来年からはいらないからさ。



遥にもらえれば、それだけで充分なんだし」



 先輩は、またトゲトゲしいことを言っている。



きっと、本人には悪気はないんだろうけど。




私はその言葉を聞いて、胸が締め付けられそうに、苦しくなった。