☆オカマに恋した☆

「私今年は、二人にあげようかなって思ってて。



先輩には、お世話になったから、チョコ渡してちゃんと別れたい、って伝えようかなって」




「別れるのに、チョコ渡すんだ?」



 不思議そうに、唯は言った。



「うん」



 そう、うつむき加減にうなずいた。