☆オカマに恋した☆

「まだね、目標体重まで達してないんだ」



 唯は何でもないことみたいに言った。




「生理も来なくなって、歯が抜けるなんて、完全に栄養失調じゃん…。




このままじゃ、差し歯じゃなくて入れ歯になっちゃうよ




おばあちゃんみたいじゃん、そんなの」



 必死に私は、訴えかけた。




「元々細くて、何でも手に入れちゃう遥にはわからないよ。



私の気持ちなんか」



 唯はにらみながら言った。