「おい。あいつも持ってないってことは、本人が持っているってことか?」

「そうなるかもしれない。でもまさか…あのかけらは長時間持っていられるわけがない。」

「複数で交代で確保してるってことか?」

「その可能性が高いな。…今夜行こう」

「戦力は?」

「沙羅と俺とお前でやる。全員でやって、袋たたきになったらあいつを甦らすことなんかできない」

「このことレオには?」

「言ってあるさ。もしなんかあったら俺たちでやるってな。俺たち3人でだめだったらレオとリオでなんとかしてくれる。」

「…そうだな」

「今度は失敗を許されないぞ。」

「分かってるよ、兄貴」

拳と拳をあわせて仮面をつける。
クラブとスペードの仮面は暗闇に紛れて見えなくなる。

「さ、戦争だよ。スタン」

「あぁ、今度は確実に奪う。」

2人は街の中央に位置する城へ向けて歩を進める。