その日から私たちはよく一緒に行動するようになった。
訓練では、
本気で殴りかかってくるリオ。
それを私が蹴りを食らわす。
どっちかが降参、どっちかが意識なくなるまで私たちは殴り合う。
おかげで着々と私たちの実力は学年でも上位になるほどになった。
彼女は兵士団志望なため、学校の中でもますます人気者に。
年下からはリオ様と呼ばれたりとかなりの人気者になっていた。
そんな彼女はあるとき先生に呼ばれた。
「えー、リオ・ユギン。我が校代表で、兵士団の仕事を手伝えることになった。我が校に恥じぬ活躍をしてこい。」
彼女は教師からそう言われ、すぐに私のもとに来て嬉しそうに話していた。
私も自分のことのように嬉しく、彼女を応援した。
私はと言うと、実力がついてきて、学科別の授業を受けることも多くなり、同じ騎士団志望の先輩方とも話す機会が増えた。
「薫、嬉しそうね。」
「なんかいい事あったのか?」
姉御肌の沙羅先輩、そして…清先輩
最近はリオだけではなく、この2人ともお昼をすることが多くなった。
この2人とお昼をする時は校舎内の中庭で食べていた。
今では、この時間が私にとって本当の幸せな時間だった。
「友達が、今日、学校の代表で兵士団の仕事を手伝うことになったんです!私まで嬉しくて…」
そう言ってパンを頬張った。
「へぇ。凄いじゃない!てか清はそんなことなかったの?あんたいっつもトップだったじゃない」
2人とも元々は兵士団志望だったが、今では騎士団志望に変わったらしい。
理由はよく知らないけど、仲間が増えて私は嬉しかった。
「あったけど…街の外に住んでる人達の家に行って、困ったことないか聞いて回る仕事だったな」
「へぇ、やっぱりリオ凄いなぁ。私も負けてられないや!」
そう答えた時、沙羅先輩の視線が私の頭の上に移動した。
「薫、頭に葉っぱが落ちてきてるわよ。」
「へ?」
私が反応する前に清先輩が頭の上をぱっぱっと払ってくれた。
自然と先輩との距離が縮まるので急速に顔の熱が上昇した。
あ、あつい…
「とれた」
清先輩の声が間近で聞こえて、心臓がもちません。
「清、あんた狙ってやってんの?」
「何が?」
「全く呆れるわ。チキンのくせに、そーゆうとこは疎いんだから。」
そこまで言われて清先輩はやっと気づいたのか、かあぁぁっと赤くなる。
そんなに赤くなられるとこっちまで赤くなるからやめて下さい!と言いたいところだ。
「なっ!沙羅!!」
清先輩が真っ赤になりながら、沙羅先輩の頭をぐりぐりと拳でこする。
2人とも仲良しだなぁ。
と、まじまじと見てると、沙羅先輩は私の頭を撫でる。
「もー、薫かーわいいっ!」
その言葉で、私は顔まで真っ赤に染まったであろう。
楽しいお昼。
あの時は、本当に楽しかった。
あの時までは。
訓練では、
本気で殴りかかってくるリオ。
それを私が蹴りを食らわす。
どっちかが降参、どっちかが意識なくなるまで私たちは殴り合う。
おかげで着々と私たちの実力は学年でも上位になるほどになった。
彼女は兵士団志望なため、学校の中でもますます人気者に。
年下からはリオ様と呼ばれたりとかなりの人気者になっていた。
そんな彼女はあるとき先生に呼ばれた。
「えー、リオ・ユギン。我が校代表で、兵士団の仕事を手伝えることになった。我が校に恥じぬ活躍をしてこい。」
彼女は教師からそう言われ、すぐに私のもとに来て嬉しそうに話していた。
私も自分のことのように嬉しく、彼女を応援した。
私はと言うと、実力がついてきて、学科別の授業を受けることも多くなり、同じ騎士団志望の先輩方とも話す機会が増えた。
「薫、嬉しそうね。」
「なんかいい事あったのか?」
姉御肌の沙羅先輩、そして…清先輩
最近はリオだけではなく、この2人ともお昼をすることが多くなった。
この2人とお昼をする時は校舎内の中庭で食べていた。
今では、この時間が私にとって本当の幸せな時間だった。
「友達が、今日、学校の代表で兵士団の仕事を手伝うことになったんです!私まで嬉しくて…」
そう言ってパンを頬張った。
「へぇ。凄いじゃない!てか清はそんなことなかったの?あんたいっつもトップだったじゃない」
2人とも元々は兵士団志望だったが、今では騎士団志望に変わったらしい。
理由はよく知らないけど、仲間が増えて私は嬉しかった。
「あったけど…街の外に住んでる人達の家に行って、困ったことないか聞いて回る仕事だったな」
「へぇ、やっぱりリオ凄いなぁ。私も負けてられないや!」
そう答えた時、沙羅先輩の視線が私の頭の上に移動した。
「薫、頭に葉っぱが落ちてきてるわよ。」
「へ?」
私が反応する前に清先輩が頭の上をぱっぱっと払ってくれた。
自然と先輩との距離が縮まるので急速に顔の熱が上昇した。
あ、あつい…
「とれた」
清先輩の声が間近で聞こえて、心臓がもちません。
「清、あんた狙ってやってんの?」
「何が?」
「全く呆れるわ。チキンのくせに、そーゆうとこは疎いんだから。」
そこまで言われて清先輩はやっと気づいたのか、かあぁぁっと赤くなる。
そんなに赤くなられるとこっちまで赤くなるからやめて下さい!と言いたいところだ。
「なっ!沙羅!!」
清先輩が真っ赤になりながら、沙羅先輩の頭をぐりぐりと拳でこする。
2人とも仲良しだなぁ。
と、まじまじと見てると、沙羅先輩は私の頭を撫でる。
「もー、薫かーわいいっ!」
その言葉で、私は顔まで真っ赤に染まったであろう。
楽しいお昼。
あの時は、本当に楽しかった。
あの時までは。

