「ヴィレが死んだ?!」

初めに会った副司令官のアリアに事情を説明すると目を見開いて驚愕している。

「ヴィレ卿を殺したのは俺を襲った人物と一緒だった。それがこの写真。零が皆に分けといてくれって。」

「やはり水希の予想は当たっていたのね」

「そうなるな」

アリアは唸るように写真を見ている。

「この面、道化…まさにそうね。ピエロね。」

「性格もピエロに似てるだろうな」

「全く、仕事増やさないで欲しいわ。…あ!薫、そういやあなた今から任務入ってたかしら?」

「いや、入ってないよ」

「丁度いいわ!薫に頼みたいことあるの!」

「え?でも俺今武器が銃器しか…」

「武器が必要ない任務よ♪大丈夫!それに清と水希と一緒よ♪」

「え?3人でする任務って…?」

武器を使わないってことは戦闘ではない?
でも3人がかりでやる任務?
いったいどんな大掛かりな…

「3人で学校に1日先生になってきてくださーい♪あいにく私は零の仕事を片付けなければならないので、行けません。代理よろしくね!じゃ、もう入り口に2人いるから早く行ってね。んじゃばいにん♪」

俺の返答を待たずにアリアは去っていった。


「学校…はぁ…」

今更過去を思い出しても仕方ない。
しぶしぶと俺は玄関に向かった。