「なんだよ、あいつら~…」

俺は一気に力が抜けたように椅子にもたれかかった。

「ビィレとフヴィッチ…貴族上がりの政治家共だ。あいつら今回は薫を狙ったか。」

清の言葉で先ほどのあいつらの言葉を思い出した。
あ~イライラする!!

「それどういうことだよ?」

怒りで清に当たる。

「ほら、最初言ったとき、お前かなりせめられただろ?あいつら自分のミスを薫に押し付けようとしてんだよ。根本的な原因はロキ=ロレッタを脱走させた國家だからな。だからあっちが躍起になってるんだよ。」

「本当にあれは嫌ね。」

アリアが腕を組んでそばによってきた。

「アリアさっきはありがとうな」

「薫が礼を言うなんて珍しいわね」

妹のマリアがいかにも俺が普段お礼を言わないとでもいうようにいってきた。

「マリアうるさいな~!でも本当にアリアが横から入ってくれなきゃ俺息詰まってた」

マリアのおちょくりを軽く流たらマリアは可愛らしく舌を出してきた。


「いいえ。私も嫌だったもの!あー!あいつらの相手疲れたわ。私は自室に戻るわね」

「私も休憩まだあるし…戻りましょ、薫」

「あぁ、沙羅行くか」

アリアの言葉で皆自室へと帰っていく。

ただ水希だけが最後まで残って何かを考えているようだった。