今夜も変わらず俺達は

やつらを殺すために剣を振る。


ズシャッ

血しぶきを出しながら目の前の固体は倒れる。


この光景にも慣れてしまった。
真っ赤な肉片は闇に馴染み、すぐに消えてしまう。







いつか自分がこの肉片へと変わるかもしれない。





けども、俺達はかまわず剣を振るう。




それは決意に似た思いがあるからかもしれない。



剣についた血を払い鞘にしまった。



俺はまだ…生きている___