時が止まった。
体は動かない。全てが動かない。


「返 え せ」

耳のそばでささやかれた。


「こ れ は、俺 た ち の も の だ !!!」



____視界が黒く狭まっていく。

視界が消えていくときに道化のような面をつけた2人が微かに見えた。

皇紀…。助け、て…。







助けて…






お 兄 ちゃ ん … 。

薄まる意識の中、水希は最後の力を振り絞り胸元のペンダントを握りしめた。