「消えろ」

「水希の返事を聞いてからね」

そういって2人は僕をみる。喉唾を飲み込み、口を開いた。唇がかさかさに乾燥をしてる。

「僕はお兄ちゃんと一緒に行かない。」

お兄ちゃんは手を引っ込めた。

「水希、お前が悪い子になっててお兄ちゃん悲しいよ。じゃぁね」

そして炎に飲まれて消えた。

人はその場から立ち去ろうとしていて思わず僕は人の腕を掴んだ。

「何?」

不機嫌そうに応えられ体がぎくしゃくに動く。

「あの…あなたは確か、水王の付き人でしたよね?」

声にはださなかったけれど小さく頷いた。

「水王は再び光國へいらしたのですか?」

「王は國へ戻られた。」