零はそのままソファーにいき、背もたれに寄りかかる。

その横に私が座る。

「少し休んだほうがいいわ…」

「…ん」

零はゆっくり起き上がると、私の首筋に頭を置く。

零の頭がこんなに近くにっ…!!

ど、どうしよう!!

「ひゃっ…れ、零!」

零の吐息が首筋にあたる。
きっと今の私、顔が真っ赤だ…

「なに?」

「あの…首筋に息がかかって…くすぐったい…」

零はゆっくり顔をあげて私の目をじっと見つめたまま動かない。

「れ、い?」

顔の紅潮が止まらない。
恥ずかしくて床に視線をうつす。

どうしよう…恥ずかしい…

「…っ!」

いきなり口がふさがった。

零の顔が近くて…零の香水の匂いがふんわりと漂う。

これって…

ゆっくりと零は離れ、また私の目を見つめる。

きっとこれ以上ないほど私の顔は赤いのだろう。

再び零は私の顔に近づく。

零は何も言わず、私の唇をふさぐ。
今度は深く、深くくちづけをする。

零の手が私の頭を支える。

何度も何度も角度を変えて唇を重ねる。

段々と苦しくなってきた。

「はぁっ…」

息を吸い込むと、零の舌が私の舌を絡める。

く、苦しい…

零の胸を軽く押す。

零は離れると、首元に顔を埋めた。

チュっとリップ音が響く。

「きゃっ!」

私たちはそのままソファーに倒れこみ零が私を見下ろすようになった。

零も私も何も言わない。
沈黙が続いた。

零の顔がまた近づいてきた。

今度は私も零の首に腕を回した。