チュンチュン____
チュン_____
(鳥の鳴き声…)
頭が痛い。ガンガンする___
目を開けると、俺の周りは草で隣には大きな岩があった。
「…薫!いっ…」
飛び起きるとともに頭痛がして顔を歪める。だんだん昨夜のことを思い出してきた。そうだ。俺は薫を追ってここまできたけれど…薫は道化とともに行ってしまった。その時に妖魔に飛ばされて岩にぶつかった衝撃で気絶していたんだ。
さて…これからどうするべきだ?
とりあえず、無線を入れなければ。
無線機のスイッチを入れて本部と繋げる。
(清殿ご無事でしたか)
(心配かけました。今どんな状況?)
(こちらでは零殿が負傷。未だ戦闘には参加出来ない状態です。バレット姉妹は代わりに城での護衛に回り、すぐに回復した暮内殿は壁内外に残った妖魔退治。水希殿はシン國に行かれました)
(シン國?)
(水希殿は、道化である霜崎凛を追ってもらってます。その援護を清殿にお願いしたい。)
(霜崎凛…ロキの協力者…生きてたのか。わかった。俺もすぐに援護に向かう。)

