全員が舜を見る。 舜が静かに話し出した。 「俺は千夏にめちゃくちゃ惚れてます。」 へ? 「ちょ、いきなり何言うの?」 「静かに!!んまぁ、聞いてろって。」 私は渋々黙る。 ちょっと顔を赤らめて… 「千夏が好きだから、婚約をやめるんです。」 「意味分かんな…「しっ」」 ママに止められてまた黙る。