“千夏のことずっと前から好きだった” 昨日から私の頭の中はそれでいっぱい。 舜は私のこと前々から 知ってたんだって。 それで…意識してたんだって。 婚約することになるなんて思っても 無かったし、そもそも私が望月財閥の娘 ってことも知らなかったみたい。 「こんなことあるんだなぁ…。」 「何が?」 「由紀!!いつからいたの?」 全然気付かなかった…