「うん!」 一緒にお母さんを浴槽から引き上げ始める。 お母さんの重い事! 自分の衣類が濡れる事よりも、お母さんを浴槽から上げるのが必死だった。 何とか引き上げて、床に寝かせる。 この後、私は救急車を手配した。 茫然としたままのお父さんは親戚とかの連絡で家で留守番。 私は着の身着のままで、一緒に救急車で病院へ向かった。