しかしなぜ「1番目」に僕はならないのか。

答はすぐに出た。

僕自身の性格、そして実力が「2番目」を選ばしているのだと僕は思った。

その結論に、さほど嫌気とか残念な気持ちにはならなかった。

ただ、少しだけ胸が疼いた。

そして今のままでいたくない、そこから変わってみたいと言う気持ちが湧いた。

そして2004年の初秋。

当時18才、高校3年生。

僕は行動に出た。