~彩side~ 『翔くん…』 こんなに私に向き合ってくれようとしてる人は初めて 翔くんなら話してもいいかな… 『翔くん!約束してっ…絶対私のこと避けないで!!嫌いにならないで!!…お願い』 すると翔は柔らかく笑って 『バカだな!!俺は彩ちゃんのこと絶対避けたり、嫌いになったりしないよ!!約束する』 そっと翔は彩の手を握る 握ってくれた手は大きくて私の手が包み込まれていた