恋人ゎモンスター


せっかく祭りに誘ってもらったのにこれじゃだめだよね!!

元気出さなきゃ!!

『大河!!次どこ…って大河いなくなっちゃった』

人ごみで全然前も後ろも見えないし…

痛っ!足踏まれた…っ

彩は人ごみでバランスを崩し転けそうになったところを

『危ないっ!大丈夫ですか?』
と誰かに支えられた

『すみません…って翔くん!?なんでここにっ!』

『なんでって聞きたいのはこっちのセリフ!!彩こそ友達と行くって言ったの嘘だったの!?大河ってやつとなんで来てるんだよ!』

『それは…っごめん!!翔くんに言ったらまたケンカなるかなって思ったの…だから…』

『はぁ…こういう時は言って!?嘘つかれたら本気でショックだからさ』

『うんっ!ごめん!!』

『それでよし♪』
翔はニコッと笑って彩の頭を撫でた