『それに…かなわない気がしたんだよ!!』
それって…
『大河に!?』
『俺は周りには見えないし、今は人間の姿だけどあっちの世界にいけば怪物になる。彩とは…住む世界も違うんだって思ったら…彩は俺なんかよりアイツといた方がいいのかなって思って…』
彩は翔に抱きついた
翔くん…っ
そんなこと考えてたんだ…
それなのに…私っ…
翔くんのこと分かってあげられなかった…
『翔くんっ!!私っ…翔くんのこと分かってなくて…っ…ごめん!!』
『俺こそ冷たい態度とったりしてごめんな!?』
翔はよしよしと彩の頭を撫でる

